カンチェンジュンガ　サーキット　トレッキング

標高８５８６ｍの世界で３番目に高いカンチェンジュンガはインドとの国境、ネパールの東端に位置する場所にあります。カンチェンジュンガとはネパール語で『澄みきった』という意味です。これは、英語で『Five treasures of the Great Snow（偉大な雪の５つの宝物）』として知られています。カンチェンジュンガへのトレッキングはネパールの中でも、まだまだ訪れる観光客も少ない発展途上のルートと言えます。『山の女王』と呼ばれているカンチェンジュンガへのトレッキングは北方ベースキャンプルート、南方ベースキャンプルート、そして、その両ルートを活用した３つのトレッキングルートがあります。もし、あなたが自然の中に平和を求める人でしたら、このルートは究極の選択と言えます。その多様な景色は亜熱帯から高山帯へ、そして、低い渓谷から岩山へと緩やかに変化して行き、あなたは、それを見届ける生き証人となる事でしょう。この美しいトレッキングの目的地は、ネパールでも最も素晴らしい荒野と自然遺産地域に至ります。また、この地域での旅のもう一つのお楽しみは、数多くの動物（例えばニジキジ、イノシシ、ユキヒョウ、ヒマラヤクマ、レッサーパンダ等）に遭遇する可能性がある事です。

　また、このトレッキングではネパールの異なる山岳民族の文化、食べ物や生活スタイル等の違いに出会う事になります。山岳民族の中でライ族、リンブス族、グルン族、そしてシェルパ族達に出会う事でしょう。そこには、過去に味わった事の無い程に貴重な沢山の冒険が、あなたを待ち受けている事でしょう。

　お勧めの季節はネパールで一番大きな規模のラリーグラス（しゃくなげ）を楽しめる４月から５月か、あるいは、

天気の安定した１０月から１１月です。